ながーいコロナ時代
広がる格差社会
ユーウツになって
なーんにも手がつかない
眠れない
そんな時におすすめの解決法のひとつ

古代から中東に受け継がれてきた
音楽療法としても使われてきたモード(旋法)
マカームウシャックについて今日はご紹介しますね

このブログを読むことで
商業的な音楽や西洋音楽にはない
微細で優美な音の世界を知ることにより
人生がより豊かになると思います。

こちらは
オスマン古典音楽の大家
トルコのDerya TurkanとギリシャのSocrates Sinopoulosによる
睡眠や休息に効果的ともいわれる
マカームウシャック(Maqam Ussak)による演奏を
ちょこっと聞いてみてください↓

Ussak Sarki-Ağıt (嘆き)

バイオリンみたい?でもちょっと尺八みたいな
枯れたような音の正体はクラシックケメンチェというトルコとギリシャの古典民族楽器です。
楽曲はマカームウシャックを使った現代の作品、
Ağıt はトルコ語で嘆きのこと😭

マカームの意外な効能?

ヨーロッパ文明が発展する

何千年も前から中東には洗練された文明がつくられていました。

マカームの音楽療法に関する研究をしている
機関Tumataの資料にはこのようにあります

PISCES. グループ 水。惑星。JUPITER。寒くて湿度の高い性質を持つ。明け方の赤みから午前中にかけての時間帯と、夕暮れ時に効果が高まる。白い痰、夜、女性性と関係があり、木曜日に影響があります。心臓や足の不調、痛風の病気に効果があります。笑い、幸福感、パワー、ヒロイズムなどの感情を誘発します。子供のあらゆる器官に影響を与える乾燥した暑い風や、大人の男性に見られる足の痛みにも効果があります。深い愛や神秘的な感情を表現する媒体となります。最も古い音調のひとつです。その意味は「恋人たち」です。睡眠や休息に効果的で、リラックスした気分にさせてくれます。

Tonality of Maqamより引用

ポイントとまとめると

  • 恋人たち
  • 幸福感
  • 睡眠や休息に効果的

などど書かれていますね
中東がイスラム化する以前から音楽はヒーリングの方法
主に精神疾患の療法として
使われてきたと伝えられています。

これにプラスして
ケメンチェなどの古楽器民族楽器には
音量は小さいものの音の周波数の幅は
和楽器と同じように豊かなのです、
だからちょっと懐かしいような響きなのですね。

音楽は癒しの手段として有効か?病気はメロディーによって妨げられるのか?音楽は何世紀にもわたって、様々な民族によって、あらゆる種類の病気や障害を癒すための治療手段として、議論されながらも用いられてきました。トルコのコミュニティでも、イスラム教以前の時代から音楽療法が行われてきました。トルコのシャーマンは、ダヴル(太鼓)とオユン(儀式)によって、あの世の精霊と関係を持ち、その超自然的な力を得ようとしました。kamは、音楽を利用して精霊に影響を与え、悪霊を追い払い、あるいは善霊の助けを借りて、治療を実現しようとした。

othman music therapyより引用


シャーマンはみなさんご存知でしょうか?
ネイテイブインディアンにもある
Medichine man 
中央アジアの諸民族にも伝わる
人々を儀礼や音楽により
癒やして導く存在ですよね。

いまではエンタメ性が強い
商業的な音楽を耳にする機会がおおく
こうした潜在的に人間の暮らしに根ざしたような
音楽文化に触れるチャンスはすくないのですが

中東の音楽の根底には
エンタメ性は西洋音楽に劣るかもしれないけれども
こうしたふかーい潮流が流れているのですね。


さらにこのような記述があるのでみてみましょう

ある病気の患者や、ある気質の人の感情は、特定の音楽のモードによって影響を受けると考えられていた。治療のために、ある種のマカム、つまり音楽のモードが処方されたのである。トルコのモードは約80種類ありますが、イスラム教や古代の資料にあるように、関連する宇宙要素や数秘術の理論の制限に従って、通常は12種類のみが治療のために処方されていました。当時の音楽モードは現在のものとは異なりますが、古いテキストから、ある病気を治したり、ある感情を生み出したり、ある行動を好転させたりするとされる音楽の種類を推測することができます。

OTHMAN MUSIC THERAPYより引用

なるほど、つまり
いまの漢方薬みたいな感じで
その人の気質などにあわせて
モード音楽(マカーム)による施術を行ったということですね。

このようなモード(旋法)=マカームをつかい
さらに
西洋楽器にはだせないくらいの
微細で優美な音質をかもしだす
民族古楽器で奏でたら、、、
効果が期待されるかもしれないですね😌

こうした音楽を効果的に感じるには
スマホやスピーカーで聞くより
やはり生(ライブ)で体感することが重要になのは
ハイパーソニック・エフェクトの発現メカニズムに関する研究の進展でも明らかにされています。

さらにさらに
聞くだけではなく、
自分で鳴らしてみると
自身の体や骨から
ダイレクトに音波が伝わるので
効果がいっそう期待できます。

そうはいっても民族楽器古楽器とかもってないし
難しそう?と思われるかもしれないですが

意外かもしれないですが、現代では中東音楽の多くは
西洋譜面で書かれていることも多いので
意外に親しみやすいのも事実です。

なので冒頭でご紹介した
マカームウシャックの楽曲を譜面にしてみました。

誰でもできるマカームによる音楽療法

マカームウシャックには2度の音が
微分音(マイクロトーン)とされているのですが人や地域によって解釈が様々なこともあり譜面では省略させていただきましたのでご了承ください。

こちらは私が手持ちのケメンチェとウードでやってみたもの↓

それにしても、譜面にすると
とってもシンプルですよね

多くの場合、こうした音楽には
ジャズの譜面のように
細かい装飾音や
グリッサンドなどの指示は書いてありません。
つまり奏者の解釈や個性でいかようにでもなります。

リズムなしの即興→テーマ→リズムの中での即興→テーマにもどる

このような構成もジャズ音楽などによくみられるものですよね😌実際にケメンチェに触ってみたいなあ
モードに基づいた即興演奏ができるようになりたいなあ
という方は
いつでもお気軽に連絡ください
音楽レッスン講座なども開設しております🙇