疲れた心に響く❤️モード・Raga Yamenは
伝統あるインド、パキスタン、アフガニスタンを支配したムガール帝国時代に発達した古典音楽に基づいてます。
わりとシンプルな3つの構成
古典ってきくと、難しそうかもですが構成は意外とシンプル、
ざっくり3つにわかれます。
①即興演奏 ②ゆっくりリズム ③早いリズム
いきなり即興だと、挫折しちゃうかもなので今回はわかりやすい②ゆっくりリズムからはじめましょう😃
ゆっくりリズムパート
5分くらいやってるけど、実はとってもシンプルなんです。
ひとつの基本フレーズをいろんなリズムパターンで繰り返してる感じです。
譜面はこんな感じです、かなりシンプルですがとても合理的です。
実際に、どんな感じでおぼえるのかやってみますね。
サレガマ表記のメリット
歩くながら、口ずさんで練習できる。 指でリズムカウントしやすい。 声もつかうので、暗記しやすい。
視覚じゃなくて、体感で音をとらえる合理的なシステムです。
譜面じゃなくて、音そのものをイメージすることでスイスイ即興演奏できるようになります。
なので、とりあえず声に出して指でカウントしてみましょう。
新しい学びの世界が体ごとひろがります😌
Raga Yemanのラバーブチューニング
大きめのラバーブの場合は、フツーのチューニングDGCの半音下げが一般的です。
共鳴弦は低いサと高いサでサンド🥪する感じです、
よくわかんないよーという方は個別レッスンで対応しますね。
まずはメイン弦とドローン弦のチューニングさえできてればOKでーす😃
おすすめのチューニング方法
①チューニングメーター使う ②itabla proを使う
②itable proでサの音(トニック)をTanpuraで出しながらチューニングします。
基軸の音だけ、聞きながら耳でチューニング、ほんとはこれがベストです。
でも、それじゃ難しいよーという方は
①チューニングメーターで
メイン弦とドローン弦をセットしてもOKです。
共鳴弦はどーすんの?
共鳴弦は、メイン弦の音を聞きながら、耳でチューニングした方がいいです。
いちいち、チューナーみるのめんどくさいですからね😃
ちなみに、西洋の音楽モードだとRaga Yamenはフリギア旋法(Phrigian moda)に対応します。
フリギアは古代アナトリアにあった、ゴルディアスの結び目の伝説のところです。
ぜったいに、とれない固い結び目をアレクサンドロスが叩き切った!っていうお話ですが、これは余談。
とにかく、西洋楽器でも対応できます。 応用できちゃいます。
転用できてこその理論なんですよね。
よーするに、フツーのドレミに4度がシャープしてる感じですね。
ラバーブで疲れた心を癒す
昼間の活動的な時間から日が暮れるころ、交感神経から副交感神経が優位にあるころ、このモードは最適な時間とされています。
ラバーブには、人の耳では聴き取れないほどの繊細で優美な周波数が満ちているので、Raga Yemanに親しむことで忙しい現代に生きるわたしたちの暮らしの質・QOLを高めてくれるかもしれないですね。
最後にラバーブのスルタンとよばれる偉大な先生・Ustad Mohamen Omarの演奏リンクを紹介します。