アコギ対決・クラシックギターとフォークギターどっちがいいの?

こんにちは、15歳からギターをはじめて、バークリー音楽院ではギター専攻。現在Tokyo modal music labで弦楽器担当のウエダです。私たちは、トルコや中東の伝統楽器をメインに演奏したり、レッスン開催してるのですがいきなり伝統楽器は入手しにくいし、敷居が高いかもしれないですよね

そこで今日は、コスパよく手に入るギターにフォーカスして
2種類のアコギを比べて、どっちの方が最適なのか実例をまじえてみていきましょう。

クラシックVSフォークギター

アコギ(アコースティックギター)
ってよく聞くけど、実は2種類あります。
方向性がずいぶん違うので、購入前にわかっておくと失敗しません、ざっくり違いをみていきましょうね。

クラシックギターの特徴

・ナイロンの弦(あたたかい音、こもった音)
・技巧の幅が広く、歴史がある
・中古で5000円くらいから
・指(爪)で弾くことが多い

フォークギターの特徴

・ステイール弦(ハッキリした音)
・基本は歌の伴奏が多い
・中古で10000円くらいから
・ピックで弾くことが多い

どっちもピックで弾くこともあれば、指で弾くこともあるのですが
そもそもの作りが違うので、大雑把には

クラシックギター→指引きに最適
フォークギター→ピックが多い

という理解でOKです。

風の谷のナウシカのOPを民族楽器とギターでやってみた

あれ、ギターってどこに入ってんの?はい、ベース役として入れてます。

挫折しないギターを学ぶカンタンな方法

いきなり和音(コード)をやっちゃうと
Fコードなんかで、手が痛すぎて無理〜みたいにつまづいちゃいます。なので、はじめはこんな感じでベースから、単音から、譜面の読み方とかわかりやすい音楽理論の基礎もしっかり理解しながらはじめるのをオススメします。

ギターができればベースもできるようになる

ギターの6本弦のうち、低い方の4本はベースとおんなじチューニングなんです
なので、ギターができれば、ベースもできるようになっちゃいます。
お得ですよね、車の免許に、ちいさいバイクの免許もついてくるみたいな感じかも。

フォークギターでトルコの高校生とセッションしてみた

こちらはフォークギターを
ピックでジャジャーンと掻き鳴らして弾きました。
フォークギターの方が
クラシックギターより音量が大きいので
こうしたシーンにはフォークギターが最適です。ステイール弦なので、音もキラキラ、はっきりしてますしね。

このあと、真冬の夜の新宿で生徒70人とゲリラライブを決行したのですが、
カーヌーンという、トルコの伝統楽器とセッションしたところ
いい感じでできました。
リズムも出せて、ベースも、和音もできる、ギターはアンサンブルの楽器として、とても優秀です。

シルクロードの微分音・伝統曲とギターをあわせてみた

メリットがあればデメリットもあります。
世界の伝統音楽にはピアノやギターのような
西洋音階じゃない音楽があります。
トルコや中東の伝統音楽のメロデイーはやはり伝統楽器じゃないと再現できないです。
こうしたメロデイーには微分音(マイクロトーン)とよばれる、西洋音階にはない音も使われています。

微分音の曲にもアンサンブルできるギターはやっぱり便利な楽器

そんな音楽にも対応できちゃうのが、ギターです。こうした曲のメロデイーはできないのですがベースみたいに、メロデイーじゃなく低音を弾いていればOK、アンサンブルに参加できちゃいます。

汎用性、応用性を大切にしたギターレッスンを無料体験できるよ

こんな感じで、どこでも入手しやすくて便利なギター教室もやってます。
ガチクラシックギターを習いたければ、他に行った方がいいです。
でも音楽理論の基礎もセットで学んで、即興演奏やアンサンブルなど自由に汎用性を重視して、音楽を学びたい、楽しみたい人には向いています。まずは無料体験レッスンに来てくださいね。

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