Tokyo modal music lab Written by Takayuki Ueda

民族楽器ラバーブのチューニング方法【Bairami Rekup編】

Rabab ラバーブ

ラバーブの最大の魅力を引き出すには
技巧的なことよりも、
まずはチューニングです。
チューニングさえできていれば
難しいことなんてやらなくても
だれでも、カンタンにすばらしい音で響いてくれるように
ラバーブは設計されてます。
なので今日は、だれでもできる基本的なエキゾチック調弦方法をご紹介しますね。

ラバーブの調弦【Bairami Rekap

・メイン弦  
  D男弦(低い)  G中弦   C女弦(高い) 
・ドローン弦
  D G
・共鳴弦    
  G A♭ B♭ C D E♭ F G G♭ A♭ C D D

今回は,初心者でも弾きやすいポジションのBairami Rekupバイラミ・レカップという
かんたんなチューニング方法ご紹介してます。
解放弦がトニック(根っこの音)なので
弾きやすいんです。
風の谷のナウシカのテーマの演奏も
イスラム圏ではだれでも知ってる、マザーリへ行こう(Bia ke borem ba Mazar)もこのチューニングが基本です。

ほんとはもうちょっと低いバイラミモード

実はこのモード、ほんとは
もっと深い響きのチューニング方法があります。
でも、初心者にはちょこっと弾きにくいんです、
トニックが太い弦の3フレットになるからなんです。

ラバーブは伝統ある楽器です。
なので、ほんとに深いラバーブ本来の響きを体感するには
やはり古典的なチューニングも学ぶ必要があります。
でもちょっと、初心者には弾きにくいかもなので、
弾きやすいBairami Rekupからはじめましょう。

7音階なのに和楽器みたいな音のラバーブ

お気づきかもしれないですが、
ラバーブの音階は、基本的に7音階
つまり西洋音楽と共通します。
それでも、西洋楽器にはぜーったいに出せないような
瞑想の世界へ誘うような
深ーい、自然な残響音が特徴的なラバーブは
どこか懐かしいような、和楽器に通じる響きがあります。
そこが、微細な感覚をもつ人には最適なのかもしれないですね。

実はラバーブには7音階だけじゃなく
私たちの住む東アジアによくみられる
五音階(メジャー・ペンタトニック)のモードあります、
日本の民謡のメロデイをラバーブで弾いたら、意外なほど良く響いてくれてます。
またそのモードやチューニングについては次におはなししますね。

弦が切れたら、無料でなおします

チューニング、大事なのはわかったけど
切れそうでこわいなあ、と思うかもですが
大丈夫です。
Tokyo modal music labの生徒さんには
無料で弦交換お手伝いしますので
こわがらないで、毎日ペグを触りましょう
触るほど、ペグは馴染んで
チューニングが安定してきます。
なので、おそれずにドンドン触ってあげてくださいね😌