こんにちはTokyo modal music labのウエダタカユキです
今日はマンドリンととっても近いカンケーにある楽器
ギリシャ・クレタ島のリュート、クレタンラウトについて深堀りしますね

マンドリンをはじめ
今では、西洋を代表するような楽器
バイオリンやチェロ、ギターなど
竿がついた弦楽器、リュート系の楽器は
中世になってから東方オリエント世界よりもたらされました。

ギリシャ神話に出てくるような
ハープみたいな弦楽器は
古代のレリーフにも登場してますが
少ない弦でいろんなモード(雰囲気)を出せて、しかも
バシバシ躍動感あるリズムも生み出せる
リュート系弦楽器の登場は
中世ヨーロッパの人たちにとって
驚きだったのでしょう。
ガラケー時代からスマホ時代になった
みたいな感じですかね、😌

なんでギリシャのクレタ島へ?

ギリシャ・クレタ島には90年代から
オリエント音楽の演奏家や製作者があつまって民族音楽の先進的な取り組みがされてました。
そこで私は、実際にクレタ島までいってみて、出会ったのがマンドリンの親戚、
クレタ島のリュート・クレタンラウトというワケなんです。

ラウト、リラの製作者ステリオスさんの工房
マンドリンとクレタンラウトのあやしい関係?

いやすみません🙇べつにあやしくないですね、、、
マンドリンが開発されたのは
今から150年くらい前、おなじころギリシャのクレタ島ではでっかいマンドリンみたいな楽器クレタンラウトが発明されました。

今ではすっかりユーロ圏のギリシャ
ですが、何百年ものながーい間
オスマン帝国の支配
がつづいていました
ちょうどマンドリンが発明された時
クレタ島で作られたのがクレタンラウトなんです。

あれ、なんかマンドリンチェロにそっくりじゃね?
はい、見た目はそっくりですが
大きな違いが3つあります。

  • オクターブで弦が張ってある
  • バチが特殊
  • フレットが金属じゃなくて、紐みたいなの

トルコのサズでみられるように
1コースごとの弦が同じ音じゃなく
オクターブではってあるのでエキゾチックでオリエンタルな音がします。

バチも特殊な感じで
マンドリンとか、ギターみたいなピックじゃなくて、
細長いプラスチックをひん曲げて握る、ヘンテコなかたちのを使います。
これでたまーに、ボデイをベンベン鳴らすのでパーカッションの役割もするんですね。

そして、フレットが金属の仕切りじゃなくて紐が巻いてあるだけ、、、、
このため、ちょこっと音がビビるんです
整然とした西洋的な音じゃなくて
濁りや苦味もテイストのうち!
みたいな東洋的なコンセプトものこしているんです。

クレタ島のワンコとニャンコにみる東洋的な感覚

こんな感じで、どちらかというと
西洋楽器みたいなラウトですが
東洋オリエンタルな趣ものこしているということでしたが、
クレタ島にはアジアの街角みたいに
野良ワンコと野良ニャンコが溢れています

お隣のトルコもそうですが
街の広場に放し飼いのワンコがウロウロしてたりと、
整然とした西ヨーロッパやアメリカや日本みたいな国のには街中でこんな風景ほとんどないですよね。
動物の飼い方もテキトーな感じ、
綺麗すぎない、ラウトの音みたいに東洋的に心地よく感じました😌

Pentozalis ペントザリ

というわけで
こちらリハの映像公開しちゃいましたが
2021年11/14にマンドリン界のプリンス堀雅貴さんと私たちの民族楽器のコンサートやります。
演奏予定のクレタ島を代表する
舞曲ペントザリPentozalisの譜面

用意しましたので、無料でダウンロードOKです😌