チューニングもできてBia ke borem ba Mazar (マザーリへ行こう)も一通りできるようになったみなさんもう、脱初心者レベルですね、すばらしいです。
ラーガに取り組むメリット3つ
①基本的なピッキングが学べる
②ラバーブの深みが引き出せる
③どんな楽器にも応用できるメソッドが学べる
というわけで、
ラーガを学ぶことは
譜面に書いてあるのを、弾くのとは
かなりニュアンスが違います。
モードそのもの、音世界そのもの
旋律の、美しく、ダイナミクスを効かせたメロデイラインの描き方そのものが体系的に学べます。
👆の動画では、先生と生徒さんが一緒に演奏されてますね
実はこのBairamiはわりと初心者〜中級用に弾きやすい方なんです。
より深い響きにするには、男弦(太い弦)の3フレット目をSa(トニック)にします。
今回参考にする楽曲はこの音源
発表会のイントロでつかったものなので
なじみありますよね。
音源だけみても、どうやって
練習していけばいいのか
わかんないですよね、
👇の動画では
ひとつひとつの技法を
じっくり紹介していきますね。イントロパートの解説記事はこちら
Raga Bairami(ゆっくり弾いてみた)
譜面上はGのキーですが
実際弾いてるのはGの半音下げ、
理由は、その方が深い音がするからです。
パキスタンでは、あまりこうしたチューニングしないのですが
ラバーブの本場、アフガニスタンの古典でもあるラーガの世界では
半音下げ、イラン国境近い西部ヘラートでは全音下げチューニングが親しまれています。
①シンプルに弾く ②ドローンを1拍目の裏にいれる ③タッタカタッタカで弾く(↓↓↓) ④タカタカ・タカタカで弾く(↓↑↓↓) ④タキタ・タキタで弾く(↓↑↓)
こんな感じでシンプルなフレーズをいろんな
リズムパターンで弾き分けることで、ピッキングの基本が身につきます。
今回紹介しきれない
微細な表現(重要!)について
ラジオアプリでの解説しました⏬
ラバーブは体幹で弾け
動画みながら、
ポツポツ引くのは
そんな難しくないです。でもいざ、演奏するとなると話は別です。
英語の勉強できても、実際にカンバセーションはまた別のスキルみたいな感じです。
肘との連動が大切
ピックが弦にあたるところよりも、むしろ
背中から肘にかけて
ピクピク躍動する感じを意識して練習しましょう。
体全体の動きと連動して弾くことです。
毎日、コツコツこれを意識してやれば
ぜーったいに、できるようになります。
とりあえず今回はパート1を冬休みのホームワークにしますね。
ここまで、短期間で成長されたみなさまだったら、できるはずです。