【変拍子】東欧バルカン半島の民族プログレ音楽を聴くべき理由

今日のトピックはヤバい変拍子です。でも、もしかしてロック好きだった人には親しみやすいかもです、プログレにも変拍子ありましたよね、ゲーム音楽や映画音楽にも変拍子はひそんでます。トルコとイタリアにはさまれたバルカン半島は音楽的にとーってもリッチな土壌があります。 日本ではあまり知られてないのですがすこーしスパイスの効いた、気軽に親しめるこの地域の音楽の中からプログレにも通じる、Sandansko Oro (サンダンスコ・オロ)22拍子の民族舞踏の曲を紹介しますね。

変拍子は難しくない理由

意味わかんねーと思うかもですが、意外に仕組みはシンプルです。だれでもどんな楽器でもできます。先日もおはなししましたが22拍子を1から22までカウントしたりはしません

  • タキタキ +タキタキタ +タキタキ +タキタキタ+タキタキ
  • 1234+12345+1234+12345+1234

こんな感じで
奇数と偶数にわけてカウントするとカンタンです
9拍子に慣れている人は
9+9+4
みたいにカウントでもいいかもしれないですね😌

もしくは日本語で
🍞パンパンパン🍚ごはんを2セット+🍞パンパン
でもいいかもしれないです😊

いかがでしょう?
22拍子といっても
シンプルにこれをループしてるだけなので
慣れたら意外にカンタンなのです。

バルカン変拍子曲を東京ジャーミイ・トルコ文化センターで演奏してみた

2021年10月私たちのアンサンブルでこの楽曲を演奏しました、前半Thalassaki mou(7拍子)後半Sandansko Oro(22拍子)
複雑そうなリズムも、一度カラダにブチこんじゃえば踊るように弾けるのでめちゃ楽しいです。

変拍子のつなぐ世界

こうしたヘンテコなリズムはバルカン半島だけじゃなくて、パキスタンやアフガニスタンでも親しまれています。
2017年パキスタンのアフガン国境エリアを旅した時、車のラジオから流れてきたのはなんとバルカン音楽とおんなじ変拍子でした。

 

この地域にはかつてアレクサンダー末裔伝説がのこるところでもあります、
地理的にはとおく離れていても、おなじような変拍子が今でも親しまれてることから、伝説はほんとうだったんだと痛感しました。今は国境で分断されてるけど、宇宙からみた地球に国境なんてないですよね音楽は国境を越えるなんて、きれいごとに聞こえるかもですが、ある意味事実でもあるのがわかります。

ネット社会の技術革新がすすみいままであった国境(ボーダー)がすこしづつ取り払われて中央集権ではない、新しい文化的なつながりの動きも加速しているこれからの時代こうした様々な地方の豊かな音楽に親しむことで人生がより楽しくなるはずです。

こちらにSandansko Oro(サンダンスコ・オロ)
譜面用意しましたのでぜひぜひお試しください。
無料ダウンロードOKです。 ぜひ、お手持ちの楽器でやってみてくださいね。

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