パキスタンラバーブで弾くペシャワールの民謡Larsha Pekhawarta

ペシャワールの代表的な民謡

 

ペシャワールといえばこの民謡。
ペシャワールに行ったら(Larsha Pekhawar ta)

ペシャワールに行ったなら、黒いシャルワルカミースを持ってきて
そして、水々しいお花も一緒に持ってきて

ペシャワールで話されてるパシュトゥーン語は詩とバラの国ペルシャ文化圏でもあるので、美しい詩にあふれています。
あれ?でもなんかチューニングが違くない?はい、全音高くチューニングされてます。でも大丈夫です。いつもの調弦でゆっくり弾いた動画を用意しました

実はもっと深い、ラバーブの道

以上はパキスタンの人たちがよく演奏してるキー🔑(調)でした。
マザーリへ行こうなど、おおくのパシュトゥーン民謡は、解放弦がトニックですが、
実は、もっと深い響きの弾き方があるんです。
私は6年くらいラバーブを弾いてきましたが、この弾き方を知ったときは驚きでした。
解放弦をトニックにしないなんて、めちゃくちゃ弾きにくいなあと感じました。それでも、練習を続けていくうちに、本質的にラバーブの深みを体感する上で、あらためて伝統的な奏法の重要性を痛感しました。

実際、タブラの名手ザキール・フセインとの共演でも知られるUstad Mohamed Omarや、70年代に彼に教えを受けた、ロンドン大学教授のJohn Baily教授もこの奏法で演奏されています。

 

ほんとうのラバーブの弾き方とは?。

車の運転もマニュアル(MT)とオートマ(AT)があるように解放弦をトニックにしたら、オートマ(AT)の車みたいに慣れたらすぐにスイスイ弾けちゃいます。なので、はじめのうちはパキスタン🇵🇰で主流の弾き方でOKです。
すこーしづつ慣れてきたら、解放弦をトニックにしない奏法も学べば、さらにラバーブの瞑想的な響きが深まり人生がまた何倍も楽しくなります。

さすがは、名人ホマユン先生、即興をはさんで瞑想的になるやいなや
最後はスピードアップして4拍子系に変化のち、3回繰り返して1泊目でおわるインド系音楽のキメが炸裂してます。
こうした音楽を西洋譜面であらわすことは、フツーしないのですが、わかりやすいように譜面も用意しました👇

Larsha_Pakhawar_ta

アフガニスタンの伝説の歌手によるペシャワールの唄

https://youtu.be/-zFdrWdxuzI

最後に、70年代に33歳の若さで急死したアフガニスタンのレジェンドシンガーAhmed Zahirの残したすばらしい録音をご紹介しますね。 かつて平和だった頃、のアフガニスタンに思いをはせてみてください。

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