こんにちはTokyo modal music labのウエダタカユキです
民族楽器とかオリエンタルな雰囲気
興味あるけど、
民族楽器はいろいろあってよくわかんない
という時、マンドリンはかなりオススメの楽器です
理由は3つあります。
- 中古で入手しやすい
- 小さくて持ち運び便利
- フレットもあるので初心者でもOK
マンドリンのルーツは
オリエント世界からもたらされた
リュートにあります。リュートの起源でもある
アラビアのウードもマンドリンと同じく
復弦(一コースに弦が2本はってある)なので
マンドリンでアラビア音階を弾くと
ギターよりにさらにエキゾチックな雰囲気がメチャカンタンに出せます😌
マンドリンでアラビア音階の曲を弾いてみた
いかにもエキゾチックな
この楽曲ヒジャーズ・マンディラ(Hicaz mandira)は
トルコ・ギリシャのトラキア地方で
よくみられる7拍子のこの楽曲
はアラビア音階に基づいてつくられています。
ヒジャーズとは
アラビア半島の東側
イスラム教の聖地メッカがあるあたりの地域を
さします。
この地方由来のモード(マカーム)なのでマカーム・ヒジャーズともよばれます。
マカーム・ヒジャーズのようなオリエント音楽のモードには
微分音(マイクロトーン)が含まれて
2度と3度の距離は西洋音階よりちいさくなる傾向があります。
このあたりはまた、今度深堀りしますね。
ブルガリアの変拍子Bucimisをマンドリンでやってみたら
この楽曲もアラビア音階がちょこちょこ出てきて西洋音楽にはないエキゾ感が漂います、変拍子といっても、意外にカンタンです。
- 1234 1234 123 1234
- タキタキ タキタキ タキタ タキタキ
→4+4+3+4=15
リズムの構造はこんな感じでカウントできます
変拍子といっても、そんなに難しくなく
慣れたら意外にカンタンなので
ぜひぜひやってみてくださいね
【Bucimisの譜面】ものせておきますね。
マンドリンと民族楽器のコンサート企画したよ
マンドリン界のプリンス堀雅貴さんと
私たちのオリエント民族楽器アンサンブルのコンサート
100年前にフランク・ロイド・ライトの設計でたてられた会場で開催します😌
はじめイタリアで生まれたマンドリンが
ギリシャ・トルコのリュート属のファミリーにこのかわいい会場で再会を果たすということで楽しみです😌