【シェビ・アルース】メヴラーナ記念コンサート2022 

トルコで開催される、スーフィーの偉人メヴラーナ(ルーミー)の記念フェステイバルと並行して、ユネスコ無形文化遺産の旋舞セマーと古典音楽による2つの楽団によるパフォーマンスを東京ジャーミイで開催しました。

第1ステージ  メヴラーナの詩とアフガニスタン〜イラン音楽

第1ステージはルーミーの出身地、中央アジア・アフガニスタンの楽器ラバーブを中心に
伝統モードに基づく現代作品なども交え、
マスナヴィー詩集より楽器にまつわる章句の朗誦とともにパフォーマンスをしました。

メヴラーナ(ルーミー)の『シャムス・タブリーズィ詩集』に基づいた
ペルシャ音楽の巨匠Mohammad-Reza Shajarianの作品。
私たちにとって、はじめての本格的なイラン音楽。
緻密で繊細なメロデイーラインと 独特のリズムパターンに苦戦しながらも、
ボーカルのアミンさんに指導いただき、チャレンジしました。
詩の内容についてはこちら
→メヴラーナ(ルーミー)の詩とスーフィー楽器によるパフォーマンス

朗誦(歌)   アミン
ラバーブ    ウエダタカユキ
ネイ      Nkawa
パーカッション 菅原佑樹
セマー旋舞   モハメド・ガリーブ

第2ステージ 18:00~18:45 トルコのメヴラーナ伝統音楽パフォーマンスとセマー(旋舞)

コンサート後半は、
前半の実験的な試みとはことなり、
東京ジャーミイのイマーム・リファットさんと
トルコのネイを20年の経験がある石田秀幸さんの指導のもと
トルコで学んだ経験のある楽師たちを集めて、オスマン古典音楽にフォーカス。
上の動画のように、
メヴラーナ教団の仕様にあわせて、
黒衣で入場、額をつけてお辞儀など
できるだけ伝統に沿ったフォームに取り組みました。

朗誦   ムハンメット・リファット・チナル
ネイ      石田秀幸
タンブール   石田みか
カーヌーン   鈴木未知子
ウード     竹口晃
パーカッション ノミヤタカコ
セマー旋舞   モハメド・ガリーブ

なぜスーフィー音楽プロジェクト?

グーグルの検索でアラビア音階、中東音楽と
検索すると、気持ち悪いというキーワードが続いて出てくるのを
ご存知でしょうか?

ピアノ(西洋音階)にはない音(微分音)が
あったり、
リズムパターンが
10拍子など、変則的だったりするからかもしれないです。

私たちのまわりに、ある西洋の影響を強く受けた音楽とイスラム圏の
音楽、とくに古典音楽はずいぶん違うと感じるのかもしれないですよね。

今では、中学校の教科書に
ウードなどの中東楽器が載るようになったとは、いえども
まだまだこうした音楽や文化に対する認知度は低いです。

人口減少が進む日本で、
21世紀中に世界最大人口になるイスラム圏の文化を
紹介することは、大きな意義があるという思いから、
このプロジェクトを進めてきました。
無事に終えることができて、
関係者のみなさまに深い感謝をするとともに、
これからもご支援よろしくお願いします😌

楽器に触れてみたい方は、無料体験レッスンあります👇
https://swarajmusic.com/musical-workshop/

 

 

 

 

 

 

 

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