こんにちはTokyo modal music labの
ウエダタカユキです。 
戦争の被害にもあわないで
100年前に作られた重要文化財の建物
自由学園・明日館をしってますか?
大正末期に世界的な建築家フランク・ロイド・ライトの設計のもと
建てられた、とってもかわいい建物が今も大切に保存されています。

もともと礼拝堂として使われていました。

保存されてるだけじゃなくて
アコースティックな音楽のコンサート会場としても
現役で使われているということで
今回はじめて、民族古楽器でライブにチャレンジしてみた結果
意外なことがわかりました。

古楽器VS西洋楽器でわかった事実

バイオリンやマンドリンなど
今の西洋楽器のルーツが中東オリエントの民族古楽器にあるというのは
以前にも資料をもとに解説しましたよね。
同属楽器なので
当然、バッチリ合うだろうと
思いきやコンサートに臨んだ結果

  • マンドリンの音は聞こえやすい
  • ほかの民族古楽器は音が埋もれやすい
  • フレームドラムの音も聞こえにくい

という結論になりました。
あくまで、演奏者側からの感覚ですが
客席からも、やはり古楽器系の弦楽の音は埋もれやすいとのご指摘もいただき、それぞれの楽器の響きのバランスからみると
いろいろ問題や改善点が浮き彫りになりました。
とはいえコンサート自体は
クラシックマンドリン奏者の堀雅貴さんの全く別ジャンルにも関わらず
果敢にチャレンジしていただき
他ではみられないようなスリリングで楽しいシーンもあり
すばらしい経験でした。

マンドリンと同じ頃
ギリシャクレタ島でつくられた楽器
クレタン・ラウトで演奏した楽曲Pentozalis・ペントザリ(戦士の踊り)
会場の響きに対してアンサンブルとしてのバランスもよかったのかと思いました。😌



似てるんだけどぜんぜん違う?古楽器と西洋楽器の方向性
  • 西洋楽器系  広い会場でも遠くに音が届くように設計されてる
  • 古楽器系   音量は小さいが、内面に響くように設計されてる

こんな感じで
今の西洋楽器とむかし楽器では
似たような見た目なんですが、
目的とするところや方向性がかなり違うのです。
これはいいとか、悪いとかではなく
社会が複雑化、大型化する上で楽器も
時代にあわせて進化してきたのでしょう。
コンサートがおわってしばらくしたら
知人の方にアドバイスいただき
なんと、
自由学園・明日館講堂でやってる
古楽器系の方たちは
なんとステージの下で
客席に近いところで演奏しているということを教えていただきました。

大谷石の柱がすばらしいステージ

せっかく立派なステージ舞台なんですが
おりちゃうんですね。。。
なんだかもったいない気もしますが
民族古楽器の世界観には
同じ高さで聴くようがあっている気もするので、妙になっとくです。

民族古楽器の多くは
音が遠くに飛びにくい
内に響くような楽器なので
ステージの下がに壁になることで
自分たちにも音が反響しやすくなるのですね。

手のYaeさんとともに学びを活かして再チャレンジ

12/5は歌手のYaeさんをむかえて
私たちの民族古楽器アンサンブルで
同じ会場、自由学園・明日館講堂でコンサートに再チャレンジします。


改善点がわかったので、今度こそ会場の響きに溶け込むようなライブに慣ればいいなと思います😌