【ギリシャ音楽】クレタ島に伝わる唄と民族楽器

ギリシャ本土から遠く離れた地中海にある
クレタ島には世界中の音楽家が集まる
Labylinth music workshopも開かれて今でも
独自の民族楽器や音楽が色濃く残っています。

今回は、わたしが
クレタ島を訪れた時に教えてもらった
古くから島に伝わる山の唄(Rizitiko)の中から
譜面もあわせてご紹介しますね。

山の唄Rizitika

地中海の島クレタ島に山の唄?
不思議な感じもしますが
2,456mの山もあり冬季には
美しい雪山も港からみることができます。

この唄は私が島で教えてもらった
Rizitiko形式の唄
Mala pola malonis me(お母さんそんなに叱らないで)

この唄を教えていただいたStelios Petrakisさんによると
いつの時代から唄い継がれているのかわからないとのことでしたが
島の山岳部に住む牧童たちが山羊を放牧しながら唄ってそうな風景もイメージできますよね。

こちらは
Stelios PetrakisさんのCretan Qurted による
インドで開かれた
スーフィ音楽フェステイバルでの演奏

クレタ島はイタリアのベネチア共和国の支配を受けていた時代もあるので民族楽器ラウトに加えてマンドリンもよく使われます。譜面もつくりましたのでこちらに載せておきますね

ギターやマンドリンなどやっても、スパイスの効いたクレタ島の音楽が楽しめます😊

譜面には便宜上
Emなどマイナーメジャー表記しましたが
伝統的にクレタ音楽はマイナーメジャー(3度音)がないです。
その点が叙情的なギリシャ本土の音楽と違いますよね😌

こちらは英訳もつけた歌詞になります↓

 

 

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です